音楽とテクノロジー

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昨日までの嵐のような風も収まり、今日は穏やかな陽気です。

夏の台風は家の中にいても落ち着いていられるのに、昨日のような春の大風は苦手です(-“-)

どうにも心を乱されて、どきどきソワソワ。なぜなんでしょうか。

同じ嵐でも季節によって違いがありますね。

さて、私のピアノ人生で受けてた数々のレッスン。

先生がいて、家で練習してきた曲をレッスンで見てもらうスタイル
紙の楽譜があり、鉛筆等で書き込んだり、書き込まなかったり。
そして、レッスンが終わって、また家で練習する。

今もほとんどのレッスンがこのスタイルでしょう。

しかし、以前ChatGptを話題にも出しましたが、今テクノロジーはどんどん進化しています。

ソニーではミュージック・エクセレンス・プロジェクトというものがあります。このプロジェクトでは演奏家の指の動きや姿勢などをデータ化し、テクノロジーの力を使いながら効率的かつ適切な身体の使い方や練習法を身に着けることが可能になります。

(参照:Music Excellence Project

身体の動き、指の動き等細かくデータ化して演奏技術の向上につなげるのですね。

考えてみれば、スポーツでは映像で身体のフォームを確認することは当たり前になっているし、もはや根性論で結果を出せなどと言う指導者の方が少なくなっています。

ピアノの練習って、とにかく練習を長時間して、あとはレッスンで先生に見てもらい、言われたことをまた練習!!ってイメージがありますが、もっと効率的で心身に負担の少ない練習方法を提案していく時代になったのかもしれません。

ソニーのMusic Excellence Projectでは”文化の持続可能性の実現”を目的に置いています。

演奏家には、ただ言われたことを忠実に再現し、頑張って頑張って、時間と練習量だけで表現の創造を目指すことから、より効率的な練習の質を考えていくことが、これから求められると思いました。

研究所のように最新の設備はさすがにありませんが、今はスマホもタブレットもとても性能がいいし、大きなデータも送ることもできる通信環境になりました。

例えば、スマホで様々な角度から演奏の動画を撮って、身体の使い方や音色、表情を研究することもできます。

のらぼーなでも新しい知識や方法を取り入れて、生徒さんがよりわかりやすく楽しく音楽を学べるように日々研究していきたいと思っています。

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