ピアノを弾く時の椅子の高さ

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こんにちは

ピアノ教室のらぼーな講師の久保寺です。

ピアノを弾くとき、椅子の高さは気にしていますか?

椅子の高さは、ピアノを弾く上でとっても大切なポイントです。

高すぎても低すぎても、鍵盤にうまく力が乗らず、コントロールが十分にできなくなります。

適度な高さは、身体の大きさによってそれぞれなので、自分で一番良い位置をきちんと把握しておかなければなりません。

背筋を伸ばして座った時、肘がだいたい90度に曲がっていて、手首が下がっていないこと。

ピアノを弾くとき、余分な力が入って肩が上がったり肘がこわばったりしないようにするためには、適した椅子の高さで、十分に脱力して打鍵できることが肝心なのです。

小さいお子さんは自分で調節することが難しいので、先生やご両親が見て、良い位置に調節してあげましょう。

そして小さいお子さんの場合、もうひとつ重要なのが、足の位置です。

まだ成長しきっていないお子さんは、ピアノを弾く位置まで椅子を上げると足が床につきませんよね。

そこでぶらぶらさせて弾いている子もいますが、足の裏がぴったりつくように踏み台を用意してあげましょう。

足がぶらぶらしていると、上半身をしっかり支えることができず、打鍵も強くできませんし、ミスも増えます。

ご家庭でも、弾いている間も踏ん張れるように足を置く台を用意するようにすると良いと思います。

椅子の高さや足台、少しのことですが、自分の身体よりもずっと大きなピアノを操るためには、身体全体での演奏技術が必要で、とても大切な要素ですので、今一度見直してみましょう。

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