サブスクで購入している絵本で「おおきなかぶ」が送られてきました。
皆さん、おなじみのロシアの民話です。
私もこどもの頃に読みましたし、小学生低学年の頃に劇でもやったような記憶があります。
これです!そうそう、これこれ!
久しぶりにこどもと一緒に読んでみて、なんて魅力的な絵本なんだと感動しました。
有名すぎて、もはやあまり意識したこともなかったけれど
改めて読み返すと、とてもおもしろい絵本です。
まず、おじいさんが植えたかぶが巨大になるところで、かなりのインパクトです。
大きすぎて、おじいさんひとりでは抜けません。
ひとりじゃあ抜けないので、おばあさんや孫を呼んできて引っ張るのですが、それでもなかなか抜けません。
「うんとこしょ、どっこいしょ」
このフレーズが娘は気に入って、いつも一緒になって言っています。
わたしがおもしろいなぁと思ったのは、なかなか抜けないかぶを前にした、おじいさんたちの表情です。
かぶが抜けなくて困っていたり、疲れてかぶに寄りかかって休んだり、かぶをみんなで囲んで話し合ってみたり。おはなしのなかに文章では書かれていないけれど、人物のこまやかでとても豊かな表現に、こんなに味わい深い絵本だったんだと改めて気付かされました。
大人になっても楽しめるからこそ、世代を超えて読みつがれているのですね。
こどもと一緒になって(もしかしたらこどもよりも)楽しんでいる私です。笑
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