ツェルニーが楽しくて仕方ない

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ピアノを習う子供が通る道は

昔から定番の

バイエル
ツェルニー
それからソナチネかな

今は教本の種類がとても多いですし、同じ本を全員がやるということもないけれど

ある程度レベルが上がってくると、クラシックではこれらの教本を勉強する子は多いはず。

特にツェルニーのエチュードについて。

いままで、タイトルのついた、挿絵付きのかわいい教則本をやってきていたこどもたちが

お兄さんお姉さんになって、じゃあ次からは練習曲をツェルニーで始めましょうとなったときに

「なにこれ!番号しかふってないし!」

と、ショックを受けるのも、ツェルニーあるあるです。

おもしろくない。同じような反復が延々続く・・・。

と、挫折して辞めてしまう子続出。

知り合いの高学歴お兄さんが幼少期ピアノを習っていたというので、

「辞めた時のこと覚えていますか?」

って聞いてみたら

「ツェルニーになって、いきなり楽しくなくなったから。」という答えでした。

確かに、楽しい挿絵もついていないし、終わりの見えない本の厚さに先の長さを想像させられてげんなりしてしまうのかもしれません。

しかししかし!!!私は言いたい!!!

ツェルニーいい曲多いんですよ!!

あんなに何十曲もあるのに全部違う曲があり、明るい曲、寂しい曲、かっこいい曲

探せば好きな曲が必ず見つかる!

ツェルニーが苦手だと思う原因が「タイトルがないこと」が大きいと思うので

私はこどもたちには自分で曲にタイトルをつけることをおすすめします。

「怪獣ガドラの逆襲」とか「フェアリーの舞踏会」とか、自由に思い描いたこと。

タイトルがついていないからこそ、自分で考え想像する余地も大きいというもの。

ツェルニーはベートーベンの先生でもあった人なので、その後ベートーベンの曲を弾くときにもツェルニーの練習曲で身に着けたテクニックが活きてきます。

ピアノ上達への登竜門!楽しく勉強しましょう♪

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