今年のお盆は台風で大荒れでしたね(-“-)
台風の影響で、我が家も実家から帰ってくるのを予定よりも早めました。
予定が大幅に変わってしまったご家庭も多いのではないでしょうか。
計画の変更はありましたが、普段会えない家族に会える大切な時期、ご先祖様に手を合わせるお盆を今年も終えて、さあ夏休みもあと少しです!
最近、私はバッハの平均律をよく練習しています。
長くなく、頭をほどよく使い、楽譜を見ているだけでもちょっと気分がよくなる気がして(*^^*)
バッハの平均律の曲集はポリフォニーという様式で書かれています。
左手が伴奏ジャンジャンと弾いて、右手がメロディということでなく、
左手にも右手にもメロディが重なるように流れていく音楽です。
さて、ここで話は飛びますが、私は以前社会人のアカペラサークルに入っていたことがあります。
数人の男女混声で、楽器を使わず声を合わせて歌うアカペラが、やり始めるととっても楽しくて、お友達もたくさんできました。
楽器は全然使わない音楽なのに、アカペラをした経験が、バッハの曲を弾いたときにとても役に立っているんです!
左手で低い声部を弾いているとき、右手の高音の声部を弾いているとき。
まるで人が数人で歌っているように感じることがあります。
まさにピアノでアカペラをしているみたい!
やっている曲のジャンルも、やり方も全く違うのに、いまピアノの演奏にこんなにも活きてくるなんて驚きです。
いろいろな経験が、なんにでも力を発揮するものですね。
レッスンでも、よく先生たちは
「ここは何の楽器のイメージだと思う?」
と問いかけてくださることが多くあります。
弾いている楽器はもちろんピアノだけれど、フルートのような軽やかさ、コントラバスのような深み。
そういった別の楽器の音のイメージをもって弾くと、表現に奥行きが出ます。
それだけピアノは様々な表現のできる楽器なのです。
ですから、普段からいろいろな楽器の音や音楽を聴く経験をしておくことが
ピアノをより豊かに奏でることになるのだなと改めて思います。
夏休み、ピアノだけでなく、いろいろな楽器を弾く体験、演奏会に行く経験ができたらいいですね(^^♪
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