親御さんが”どうやって”声をかけるかで変わるピアノ上達への効果

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こんにちは!ピアノ教室のらぼーなのくぼでらです(*’ω’*)

昨日は秋晴れの中、娘は幼稚園の行事で芋ほりへ。
大きなお芋を6つも掘ってきていて、大変誇らしげでした。
初めての芋ほりを張り切って参加して疲れたのか、帰ったらぐっすり。
入園したすぐはイベントへの参加は恐々行っていたのが、何事も積極的にチャレンジするようになって、こどもの成長を感じます。

毎日練習することの必要性

さて、ピアノをご自宅で練習するとき、親御さんはどのように見ていらっしゃるでしょうか。

つきっきりで練習を見る?
まったくタッチせず、本人に任せている?

楽器の上達には毎日の自宅練習は欠かせません。
ですが、子供というのは宿題を自分から進んでやる子は少ないですよね。
自分で練習する習慣が出来上がるまでは、どうしても親御さんのご自宅でのサポートをお願いしなくてはいけません。

毎日練習する子と、レッスンに来た時だけ弾く子では、同じ期間習っていても上達にかなり差が出てきます。

30分のレッスン時間では、ピアノを弾くだけでなくリズムの練習や書き取りなども行いますし、挨拶や準備の時間なども入れると、ピアノに触っているのは実質15から20分程度でしょうか。
毎日10分ずつでも自宅練習をしている子と比べると、レッスン日に自宅練習しなかったとしても、自宅で練習することしない子では、1週間で1時間の差、1か月で4時間の差が生まれます。

この差はかなり大きい!!!

ピアノはマッスルメモリーで指の動かし方、筋肉の使い方を覚えていきますので、やはり毎日ほんのすこしでも練習することが、身体を自在にコントロールし、ピアノが上達する近道になることは明らかでしょう。

ではどのようにこどものピアノ学習をサポートすれば良いのでしょうか。

やはり、つきっきりで、
「そこは指が違うわ!!!」
「間違えずに弾きなさい!!!」
なんて言いながら、常に見ていなくてはいけないのか。

いいえ、そんな必要はありません。
講師の立場から、お母さん(お父さん)にお願いしたいのは
練習に向かうための声掛けと、初めの5分間そばにいてあげること
です。

自宅練習をするときの最も高いハードルは
”ピアノの前に座ること”

練習しなくてはいけないと思っているけれど
見たいテレビ番組は始まるし
youtubeも見ていたいし
なんなら、このままずっと寝転んでいたい・・・。

まず、ピアノの前に座って、楽譜を取り出して、(電子ピアノだったら電源をつけて)

ここまで来るのが一番大変なんだと思うのです。

だから是非、お母さんお父さんには、この作業をお手伝いしてあげて欲しい。

弾き始めてしまいさえすれば、続けて10分くらい練習するのはできてしまうもの。
(次の作業に移る労力が必要になるため)

課題の曲を弾き始められたなら、
親御さんは隣でニコニコ笑いながら見ていてあげてください。

間違えていても、でたらめを弾いていても構いませんので、にこやかに
「いいわね~」
なんて言いながら。

でも時には、準備を手伝っても、誘ってみても
「やりたくない~、やらな~い」
と言われてしまうこともあるでしょう。

そのときは、お母さんお父さんが自分で弾いて練習してみましょう。
楽しそうに、うまく弾けなくても、音を鳴らしているだけでもいいので。

親が楽しそうにしていることを、本当に子供は知りたがりますよね。
お母さんお父さんが楽しそうなことに首を突っ込んで、自分も一緒に楽しみたがるものなので
是非、練習を渋るときは、親御さんが楽しく弾くことをお勧めします!

そうやって、親御さんにサポートをしていただいて、自宅練習の習慣が身につけば、あとは何も言わなくても自分で課題を考えて練習するようになりますよ(^^♪

ピアノに限らず、習い事ってそうだと思うんですが、上達しないものは楽しくないです。少しでも自分で”うまくなったな”って感じられるから、続けようと思う。もっと上手くなりたいと思う。

そのために自宅練習はとっても重要で、小さいお子さんや始めたばかりのお子さんの場合は、どうしても練習の習慣をつけるため親御さんのサポートが必須になってきますので、「ただ教室に通わせておけば上手くなるだろう」ということではなく、講師と一緒に、お子さんのピアノ上達を応援していただければ、演奏技術も自主性もきっとぐんぐん伸びていきますよ。

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